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第36回日本SF対象贈賞式に参加していました。

  • 執筆者の写真: INO TAKAYUKI
    INO TAKAYUKI
  • 2016年4月23日
  • 読了時間: 2分

すでに発表されているとおり、第36回日本SF大賞・功績賞は、

 ・大賞

  『コロンビア・ゼロ 新・』 谷甲州さん(早川書房)

  『突変』 森岡浩之さん(徳間書店)

 ・特別賞

  『月世界小説』 牧野修さん(早川書房)

 ・功績賞

   生賴範義さんでした。

選評や、SF作家クラブ藤井会長の挨拶にもあったのですが、今回は、伊藤計劃さんの「ハーモニー」以降顕著だった、比較的若手に送られてきたという傾向からすると、ベテランの逆襲という感じでしょうか。ただ、賞自体の性格は、優れたSF作品を表彰するものなので、賞自体にとっては良かったように思います。

個人的には、本格宇宙SFである谷甲州さんの受賞は嬉しいですし、森岡さんの徳間書店からの受賞も良いことだったと思います。

ところで、今回、贈賞式にいて感じたのは生賴範義さんの存在の大きさでした。何枚かのスライドを会場で流していたのですが(当方がお手伝いしました)、皆さんがその絵を見て、生賴さんの業績を再確認されていたように思います。牧さんからの選考委員会報告でも、どの作品のイラストが好きだったというように、選考委員がファンに戻ってしまったという報告もありました。

権利関係などもあり、会場で投影できたのは、SFアドベンチャー、幻魔大戦、復活の日だけですが、スライド準備のため、ゴジラやスターウォーズ、ウルフガイシリーズ、ハイペリオンシリーズなど、多くの生賴作品を見直し、改めて大きなものを失ってしまったのだという気がします。

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