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原稿の執筆

  • 執筆者の写真: INO TAKAYUKI
    INO TAKAYUKI
  • 2019年1月14日
  • 読了時間: 2分

小説の話ではない。警察官が原稿執筆料をもらっていた問題である。

この手の話は昔からあって、賭け麻雀の負けを埋め合わせるために業界紙に無理矢理記事を書いたなんて話もある。

国家公務員の原稿執筆は、国家公務員倫理法においても認められており、必要な手続を踏み、ちゃんと事故報告をすれば問題ないとことになっている。今回の問題は、警察庁と17道府県警の警察官ということなので、地方公務員も込みだけれど、まあ、規制としてはおなじようなものだろう。

それで、指摘されている問題点は、①社会通念を超える原稿料か、②副業規制との関係、③必要な内部手続きを行ったかどうか、④内部文書の外部提供、といったところだ。

①は七年、467人、1億円という数字が出ている。ざくっと計算すると一人20万円超を七年間にもらったという計算になりそうだ。年あたり三万円。。。。

②は、原稿執筆が「副業」に当たるかで、「業」にあたるかは反復継続性と事業の規模で判断される。③、④の問題はあるけれど、①と②からは、これを悪質だと騒ぎ立てるのもなんだなぁ、と。

もっとも国家公務員倫理法にも問題がある。僕自身の感覚でしかないけれど、倫理法以降、公務員の原稿執筆は激減したはずだ。結果として、文章を書く機会は行政文書の作成に限られ、一般的な文章作成能力は低下したように思う。公務員に清廉潔白を求め、公務員はいくら叩いていいという一部の風潮は、公務員の質の低下に繋がる。公務員の質の低下は、国にとってはボディブローのように効くはずだ。

日本を逃げ出した身なので、あまり言える立場ではないけど、本当にそれでいいの? と思います。


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